区内の子育てママらによる目線を盛り込んだ情報マップ「つるみままっぷ」の改訂版が、このほど発行された。
「ままっぷ」は、子育てママ目線で作る地図として、北寺尾在住の主婦・今井幸子さんが2009年に考案。これまで「てらお」「にし」「きた」「みなみ」の区内4地区で作られ、昨年、全域版が完成していた。
改訂版は全域版の「その2」として製作。この1年で利用者から寄せられた声などをもとに、パンク修理のできる自転車店や、おむつ替え・授乳スペースなどの区内全域調査を実施し、より使いやすく仕上げた。
マップは4千部印刷され、地域ケアプラザ、地区センター、コミュニティハウスなどで配布されている。
自主財源確保も
製作にあたっては、昨年は東宝タクシー(株)、今年からはナイス(株)や生活協同組合ユーコープなどが協賛。区の補助金制度なども利用してきたが、ままっぷ主催のイベントを企画し、製作費確保にも乗り出す。
今年度は、未就園児から小学生の親子を対象に、鶴見の自然と親しむ企画を6回開催予定。今井さんは「自分たちでできる部分は取り組みたい」と話す。
英語版も発行へ
今年度、つるみままっぷを作る会では、区内に外国にゆかりのある人たちが多いことなどから、ままっぷ英語版にも着手する。
製作には、鶴見国際交流ラウンジを運営する(公財)国際交流協会のスタッフが参加。全域版をベースに、英訳していくという。
また、5月にはWEBサイトを立ち上げる予定。「単に地図を見られるだけでなく、載せ切れなかった情報を盛り込むなど工夫したい」とメンバーは話している。
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