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鶴見区版 公開:2016年6月16日 エリアトップへ

鶴見警察管内 高齢者の交通事故急増中 歩行者など昨年比倍に

社会

公開:2016年6月16日

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歩行シミュレータで道路の横断を体験する参加者
歩行シミュレータで道路の横断を体験する参加者

 鶴見警察署管内で今年1月から5月末までに発生した高齢者関係の交通事故が、昨年同期比38件増の92件と急増している。鶴見署は「何とか減らしたい」と啓発に躍起だ。

 県内では全体数、高齢者数ともに減少傾向にあるが、区内はいずれも増加。高齢者が関係する事故92件のうち、最多は自動車の62件だが、自転車、歩行者も倍以上に増えている。

 特に歩行者は重大事故になる可能性が高く、昨年暮れから現在までに、死亡事故1件、重症事故2件などが発生。3件とも横断禁止の道路や、横断歩道以外で発生しており、「交通マナー向上も事故防止の鍵」と関係者は話す。

佃野で模擬訓練

 「目の前のお店に行きたくても、必ず横断歩道を」

 6月9日、佃野町や豊岡町の高齢者約30人が参加し、佃野町内会館で行われた安全教室で、県警交通安全教育隊はそう呼びかけた。

 当日は、区内では初となる県警所有の歩行シミュレータを使い、雨や夜といった様々な条件のもと、横断時の安全確認方法などを体験した。

 教室は、シミュレータの存在を知った豊岡地区連合会交通部長の片桐英希さんが、鶴見署に依頼して企画。片桐さんは「やたらと渡らず、信号があるところを渡るなど、意識改善が重要。模擬なら失敗してもケガもない。貴重な体験になった」と話した。

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