寺尾小学校(佐藤正子校長/児童数675人)で7月5日、ロンドン五輪バドミントン女子ダブルスで銀メダルを獲得した藤井瑞希選手を招いた講演会が行われた。
2012年のロンドン大会後から、藤井選手と交流のあった生麦第二地区の主任児童委員を務める河原朝子さん=人物風土記で紹介=が企画。「もっとバドミントンを広めたい」という2人の思いが合致し実現した取組だ。3年前からオフシーズンとなるこの時期に行われている。
「継続が重要」
現在、プロ選手として、ドイツリーグに所属する藤井選手は、4〜6年生345人を前に、自身が夢を叶えた方法を伝授。勝てなかった相手に、練習を毎日続けることで勝った幼少期のエピソードなどを交え、「何か一つでも365日続けて。大人になったときに、きっと自分のためになる」と呼びかけた。
6歳からバドミントンを始め、藤井選手と試合をした児童は「今日の体験は心に残る。試合ができて光栄」と話した。
講演会後には、同校バドミントンクラブの35人に対し、直接指導を実施。藤井選手は「子どもたちが元気で楽しかった。少しでもスポーツの良さが伝われば。機会があれば続けていきたい」と笑顔だった。
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