神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2016年7月28日 エリアトップへ

鶴見駅中電停車 費用対効果 基準超える 市調査で判明

社会

公開:2016年7月28日

  • LINE
  • hatena

 横浜市は7月19日、鶴見区役所で行われた「鶴見駅中距離電車停車等推進期成会」の中で、JR鶴見駅への中距離電車停車に関して、費用対効果が公共事業などの実施判断基準となる1・0を超えたと発表した。

 費用対効果は、昨年度に市が実施した調査で明らかになったもの。公共事業を新規に行う際、住民の利便性や総費用などを貨幣換算し、効率性を測るもので、1・0を超えることが最低限の基準とされる。

 調査は、鶴見駅を通過する予定で整備が進み、同期成会が停車を要望している神奈川東部方面線「相鉄・JR直通線」に関して実施された。影響のある日吉―鶴見間で想定される横浜環状鉄道の有無などを考慮に入れ、調査結果を公表。同線で計画されている新宿方面において、環状鉄道のない場合が1・68、有る場合が1・63と、いずれも1・0を超えた。

 これについて市担当者は「高い低いは単純に比較できないが、事業を進める必要条件が整ってきた」との見解を示す。

財源などに課題

 市が算出した概々算工事費は180億円から200億円。JR東日本からは自治体負担となる請願駅が条件とされており、財源確保や整備手法などで課題が残る。市は今後、JR東日本、JR貨物との協議を進めるとし、財源については国からの補助金なども模索するという。

 結果を受け出席者からは「この問題が一般の人に浸透していないと感じる。もっとPRをしたらどうか。課題は大きい。鶴見が一枚岩にならなければ」などと意見が上がっていた。

鶴見区版のローカルニュース最新6

こいのぼり84匹が空泳ぐ

こいのぼり84匹が空泳ぐ

横溝屋敷 6日まで

5月2日

注目のパラスイマー集結

国際プール

注目のパラスイマー集結

5月3日から3日間

5月2日

三ツ池公園で花植え体験

三ツ池公園で花植え体験

5月25日

5月2日

本の修理を受け付け

本の修理を受け付け

区民活動センターで

5月2日

横浜・大佛次郎記念館で仏画家 ポール・ルヌアール没後100年企画展

OTABISHO(おたびしょ)開業

みなとみらい

OTABISHO(おたびしょ)開業

能と狂言の紹介施設

5月2日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月2日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook