区内に工場を持つキリンビール(株)と森永製菓(株)の大手食品メーカー2社が8月17日、初めて工場見学を共同で開催した。
これはキリンビールの横浜工場が今年操業90周年を迎えたことから、夏休みの特別企画として森永製菓に持ちかけて実現したもの。貸切リムジンで移動して両工場を見学後、食を通じたモノ作りを体験する内容で、約760組もの応募の中から、抽選で選ばれた小学生の親子10組が参加した。
最初に訪れた森永製菓の工場では、生産ラインを見学。人気のお菓子が大量に流れる様子やチョコレートタンクを見て、「すごい」と子どもたちが目を輝かせる場面も。その後、ソフトキャンディー「ハイチュウ」作りを親子で体験した。
午後からはキリンビールの工場で、ビールの原材料の実物を見ながら製造工程について学び、ビールになる前のアルコールがない麦汁の一番搾りと二番絞りを飲み比べた。オリジナルエコバッグ作り体験の後はお待ちかねのジュースとビールの試飲で、大盛況のなか、イベントが終了した。
娘の菜々海ちゃん(小3)と家族3人で参加した大江哲平さんは「お菓子とビール、2つの工場を見学できる企画は珍しい。大人も子ども楽しめる内容でとてもよかった」。母親と参加した竹内美裕ちゃん(小1)は「また工場見学に来たい」と大満足の様子だった。
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