寛政町にある(株)大塚家具のアウトレットが、このほどリユース家具を取り入れた「IDC OTSUKAアウトレット&リユース横浜」としてリニューアルした。同社は、今秋からリユース事業を本格始動。寛政町の店舗を関東最大級の中古品取扱い拠点として、リユース市場を開拓していきたい考えだ。
新装開店した同店では、これまで販売してきたアウトレット商品に加え、リユース品を販売。
リユース品は、同社が顧客などから下取りし、自社工房の職人による修理・加工を施したもの。買取品をそのまま販売することが多いリサイクルショップとは異なり、メンテナンスした良質な家具が手頃な価格で購入できる。中村貴之店長は「売れ行きは好調」と自信を見せる。
インテリア豊かに
同社は、リユース事業で今の顧客ニーズに対応したいとする。これまでの家具の購入は、新築住宅を買う際の一式まとめ買いが一般的だったが、「今は少しずつ変える人が多い」。同社調査では、「本当は買い替えたいが予算がない」という人が多いこともわかった。
新事業により「もったいない」と処分できなかった人も、下取りで手放しやすく、新たな購入者へも安価に商品を提供できるようにする。「買い替えを促進することで、生活の中で後回しにしがちなインテリアをもっと豊かに楽しんでもらいたい」と中村店長は話す。
下取りやリユース品についての問合せは同店【電話】045・505・4321。
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