鶴見の地域課題を区民が話し合う鶴見区民会議が11月17日、鶴見公会堂で開かれた。当日は、193人が出席。危機管理アドバイザーの国崎信江さんの防犯対策についての講演があったほか、参加者が防犯や高齢者などの見守り活動、鶴見の魅力をテーマに話し合う分科会が行われ、地域の実践例や課題を共有した。
鶴見区民会議は、1974年に発足。毎年区民が主体となって、住みよいまちづくりを目ざし開かれている。
今年は「安全で健やかに暮らせる魅力あるまち」がテーマ。参加者は3つの分科会に分かれ議論した後、全体会で成果を発表した。
要望・提案も活発
全体会では、多発している振り込め詐欺の対策として、日頃から家族とのコミュニケーションを密接にとることが重要であることを確認。地域での防犯活動では、制服を着用することで、地域に浸透しやすくなったなどの効果も報告された。
また、鶴見の魅力向上に向け、新たなイベント会場の設置や鶴見線沿線のPR、区内在住の外国人との商品開発など、様々な要望や提案もあがった。
挨拶に立った征矢雅和鶴見区長は、「活発な議論がされていた。鶴見の良き伝統をこれからも守っていってほしい」と話していた。
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