包括連携協定を締結している鶴見区と横浜商科大学は、3月27日、同大で協議会を開き28年度事業の振り返りや、鶴見の観光案内などを担うコンシェルジュ養成などの新年度事業案について確認した。
両者は2015年に包括連携協定を締結。鶴見の観光PR促進や防災・防犯など地域の課題に関する幅広い分野での連携を目ざしている。
28年度は、同大学生による区内の課題解決のための政策提案コンペや、地元のイベント情報などを発信するWebサイト構築などが実施された。
29年度は、新事業案として区制90周年を記念し鶴見の観光案内などを担う「鶴見コンシェルジュ」養成講座が検討されている。講座では、地元住民が講師となり、歴史や文化、ツアープランの企画や運営方法などを学び、受講後コンシェルジュの資格を授与。地域で活動できる人材育成を目ざしたいという。
また、学生によるハイキング企画や成年後見制度に関する講演会なども開催に向けて準備を進めていくことが確認された。
出席した征矢雅和区長は「さらに住みよい鶴見区のため意見交換していきたい」と話し、小林雅人学長は「今後も区と協力し鶴見を盛り上げていきたい」と意気込んでいた。
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