治療などで抜かれた歯を供養する「歯塚供養」が6月2日、大本山總持寺参道横にある歯の塚前で行われた。当日は、神奈川県歯科医師会(鈴木駿介会長)、鶴見大学(大山喬史学長)、鶴見歯科医師会会員ら関係者約100人が集まり、塚に手を合わせた。
歯塚は、1965年、県歯科医師会が創立40周年を記念し建立。供養は、歯への感謝や健康増進を願い、毎年この時期に実施されている。
大山学長は、曹洞宗開祖である道元禅師に触れ、「座禅だけが修行でなく、歯磨きも大切な修行だと説いている。歯の健康が全身や生活の質につながっている」とあいさつ。鈴木会長は、「歯科医師自ら供養することで、県民にも歯の重要性を認識してもらえるはず。できるだけ多くの歯が抜かれずに天寿を全うできるよう医療の向上に努める」と話した。
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