鶴見図書館が主催する鶴見にまつわる紙芝居の発表会が1月31日、区役所であった。
イベントは紙芝居作家のときわひろみさんや紙芝居文化推進協議会の指導のもと、12月末から行われたワークショップの最終回として行われたもの。参加者は脚本の立て方などを学びながら各々興味あるものを調べ、全て独自に制作した。
歴史や民話基に
発表されたのは全16作品。
「浪漫夢飛行」は、大正時代鶴見に3つの飛行場があり、そこで活躍していた女性飛行家の木部シゲノを取り上げた。幼少期から空を飛ぼうとしていたシゲノの生い立ちや男装の麗人で女学生に人気だった人柄などを温かな絵を使って表現した。その他、今も復刻版がレアールつくの商店街に残るぼてふり地蔵や二ツ池にいたとされる竜を題材にしたものなど個性溢れる作品が並んだ。
作品は公共施設に寄贈し、貸出などできるように活用していく予定だ。図書館の若林和彦館長は「鶴見は歴史が古いが、紙芝居としてあったのは『ぼてふり地蔵』のみ。鶴見の紙芝居がこんなに生まれて嬉しい」と話した。
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