矢向小学校6年2組の児童39人が3月6日、尻手銀座商店街(山梶眞右会長)に手作りのステッカー、ポスター、地図を贈った。
昨年夏に同商店街の夜店でヨーヨー釣りを手伝い、出た利益を「商店街のために使いたい」と総合の授業で活動してきた児童らの集大成。
ポスターと地図はA4サイズ。地図には取材した34店舗が載り、ポスターは児童ら自身が取材した店を紹介した。ステッカーにはセール時に使えるようなイラストが描かれた。
同クラスの三浦菜摘さんと高橋あさひさんは「ステッカーなどを貼ってもらって、地域の人に愛される店ということが伝わればお店のためになると思った。お店の人と顔見知りになったので、普段でも行ってみたい」と話した。
1年間かけテーマ曲
一方、5年4組の児童ら31人は商店街のテーマソングを作成。3月12日、同商店街で発表会を行った。
「テーマソングがあったらいい」という声を商店街から聞き、約1年前から作成を開始。実際に全員が店を取材して、感じたことを歌詞に起こした。その歌詞に合わせて、矢向中学校の音楽教諭である杉原文則さんが曲を作った。
同クラスの曾田凱理(かいり)さんは「商店街に昔のような人通りを残したいという話を聞いたので、皆が集まってくれるような明るい歌詞にした」とコメントした。
商店街「励み」に
作成されたポスターなどは店の入り口に貼るなど活用され、曲は商店街で流していく予定。
商店街の藤原鉄之さんは「自分たちじゃ気付かなかったお店の良さを教えてもらった」と笑顔。山梶会長は「嬉しい。こちらも頑張らなければ」と喜んだ。
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