長年培った商店主の知識や技術を提供する講座企画「まちゼミ」が、4月21日、生麦周辺商店街などの店舗で始まった。
まちゼミは、2002年に愛知県岡崎市で開始。商店街の活性化策として、全国340地域に広がっている。
区内では生麦で昨年9月に初開催。2回目となる今回は、生麦周辺の計23店舗が、家庭でできるクリーム大福作りや介護サポート、漢方薬といった多様な全30講座を展開している。
「また来店したい」
京急生麦駅前の洋品店・レディースファッションみそのでは、「ストール1枚でイメージアップ」と題した巻き方講座を企画。参加者が集まらなかった前回の反省をいかし、ストール1本プレゼントとしたところ、初日となった21日には定員となる3人が参加した。
店内で行われた講座では、店側が事前に用意したテキストなどを使いながら、何種類もあるという巻き方を伝授。ストールに合う洋服のデザインなどもアドバイスした。
近隣に住むという3人はいずれも初来店で、「楽しかった」と声を揃えた。ストールが好きでたくさん持っているという参加者の一人は「どうしてもいつもの巻き方になってしまうので、参考になった。また来店したい」と笑顔だった。
店主の加藤二紀さんは「今回はお店の都合ばかりではなく、参加者中心で考えた。続けながら工夫していくことが大事」と話した。
企画は5月末まで。いずれも少人数制で申込みが必要(定員になり次第終了)。受講料は無料(材料費がかかる場合あり)。開催日時・詳細問合せ先等は、参加店などで配布中のチラシ、または「生麦deまちゼミ」のフェイスブックページ参照。
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