自転車転落事故で重傷を負った男性(50代)に適切な処置を行ったとしてこのほど、鶴見警察署は生麦在住の小野瀬美雅さんに感謝状を贈った。
事故が起きたのは、4月13日、岸谷1丁目の路上。首都高速道路横浜北線横の歩道を自転車で通行していた男性が勢い余って11メートルの高さから転落。仕事帰り、現場に遭遇した小野瀬さんは、すぐに119番通報。意識レベルを確認し、体勢を変えさせて声をかけ続けるなど、適切な処置を行ったほか、交通整備をして二次被害を防いだ。なお、男性は一命をとりとめ、回復に向かっているという。
小野瀬さんは介護福祉士として働いており、勉強会などで緊急時の処置を学んでいた。現場では素通りした人が多かったことに対し「怖がってしまう人が多いが、一人だけでなく、みんなでやれば心強い」と緊急時のサポートを呼び掛けた。
同署は「こういった人がいるから助かる命がある。本当にありがたい」と話した。
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