鶴見区仏教夫人会(赫多(カクタ)節子会長・会員31寺院49人)による伝統行事「盂蘭盆会(うらぼんえ)」が8月1日、佃野公園そばの鶴見川河川敷で行われ、参加者は約1千個の紙灯籠で先祖を供養した。
盂蘭盆会は、家に帰ってきた先祖の霊魂をもてなす盆行事。同会では、1951年の発足翌年から毎年行われている。
以前は、鶴見川に灯籠を流し、御霊の供養をしていたが、現在は環境に配慮し河川敷に戒名を書き入れて奉納された灯籠を並べ、区仏教会の僧侶らが法要を行っている。
今年は熊本大震災や西日本の集中豪雨被災者への供養も行われ、参加者は手を合わせて祈った。
市場西中町に住む女性は「難しいかもしれないが、昔のように川に灯籠を流せると、行事の意味がもっと浸透すると思う」と話していた。
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