災害発生時、自治体などにより設置される災害対策本部となる鶴見区役所で9月3日、運営訓練が行われ、区職員ら約90人が、実際の状況を想定しながら情報収集などを実践した。
地震や風水害といった大規模災害の発生時、区役所では各課で庶務班や医療調整班といった担当班を編成。災害対策本部は6階の会議室に開設されることになっている。
当日は、区内で震度6強の地震が発生した状況を想定。訓練中に出される災害事案や被害情報など、シナリオを全て伏せるブラインド訓練として実施された。
職員は、ホワイトボードなどに情報収集用の用紙を貼りだし、関係機関からの情報を収集。JR・京急の両鶴見駅や京浜河川事務所などとも実際に情報共有を図った。
訓練では情報量の多さに混乱する場面もあったが、「大変さを体感してもらうのも必要な訓練」と区危機管理担当者。「職員は異動もある。向上はもちろんだが、レベルを落とさないことも大事」と話した。
また、今後は風水害を想定した訓練も行っていくとした。
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