多文化・多世代の共創拠点の設置を目ざす市民団体「つみれプロジェクト実行委員会」(福徳未来代表)が9月25日、鶴見中央の鶴見下第三町会会館で意見交換を兼ねた集い企画「おなかま食堂」を開いた。
同委員会は、地元住民や商店などがメンバーとして参加。鶴見中央に建設されるビル内に拠点を作るために活動中だ。
現在、同拠点づくりは、地域の課題解決や魅力向上のために必要な施設整備に、市が最高500万円を助成する「ヨコハマ市民まち普請事業」に挑戦しており、7月に一次コンテストを通過した。
今回の食堂は、1月の二次コンテストに向けた取組で、地域住民らと交流しながら、さらにニーズを聞き取るために行われたものだ。
ご飯囲み意見交換
「誰でもご飯は食べる。美味しいを共有しながら交流する場」。代表で(公財)横浜市国際交流協会の福徳さんは、目ざす拠点のイメージをそう語る。
地区センターなどがなく、気軽に集まる場所が少ない鶴見駅東口側。外国につながる子どもの増加、高齢者の健康増進など、さまざまな地域課題の解決を目的とする。
当日、参加者には100円でカレーを振る舞い、拠点づくりについての説明や意見を交わし合った。
訪れた外国人家族は、「気軽に集まれる場は来たいと思う。自然と子どもも悩みを打ち明けられるのでは」と歓迎。一方、「子どもだけで行かせられるか、ただ食べるだけでなくイベントをやったり興味をひかないと続かない」と感想を話した。
おなかま食堂は二次コンテストまで毎月一回実施予定。詳細事務局HP╱https://www.n-thirdplace.com/tsumireproject
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