振り込め詐欺を未然に防いだとして、鶴見警察署は6月28日、尻手駅前郵便局の木村雅之局長と預金課長の大越愛子さんに感謝状を送った。
6月4日、大越さんは、300万円下ろそうと来局した70代女性に対応。高齢かつ高額取引だったことを不審に思い、使い道を尋ねた。女性は、義理の息子から電話があり、「会社の書類と現金引き出しカードを間違って郵送してしまった。上司の親が500万円用意するので、いくらなら貸してくれるか」と聞かれ、300万なら用意できると答えた旨を話した。大越さんは、詐欺を確信。女性を説得し、被害を未然に防いだ。
同郵便局は、日頃から「局員が一丸となって振り込め詐欺を防止する」との局目標を掲げ、取り組んでいる。大越さんは、「詐欺は、精神的な被害も大きいと聞く。これからも防止に尽力できれば」と話した。
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