豪快な投げ技を繰り出す出場者
琉球王国時代から伝わる沖縄伝統の競技「おきつる角力大会」が７月28日、入船小学校で開催され、32人の出場者が技と力を競い合った。（財）おきつる協会（金城京一理事長）が主催。
沖縄角力は、相撲のような立ち合いは無く、四つに組み合った状態から始まるのが特徴。膝や手をついたり、土俵外に出たりしても負けにはならず、相手の両肩を地面につけたら一本となる。
鶴見では戦前から行われており、今回で75回目という伝統ある行事だ。
当日は同協会青年会メンバーや、ブラジル、ボリビア出身者のほか、沖縄県久米島からも４人の力士が出場。出場者の豪快な投げ技や粘り腰に、会場からは大きな拍手が上がっていた。
また75回目にして初めて、花相撲と呼ばれる女性の取組も披露され、節目の大会に華を添えた。
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