神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鶴見区版 公開:2020年7月9日 エリアトップへ

”学び続ける”方法模索 白鵬女子 進むICT化

教育

公開:2020年7月9日

  • LINE
  • hatena
オンライン上で会話する教諭と生徒
オンライン上で会話する教諭と生徒

 新型コロナウイルスとともに生きる「withコロナ」の時代に、教育業界では、ICT化が進む学校も出てきている。

 北寺尾の私立学校・白鵬女子高等学校では、4月頭の緊急事態宣言後から臨時休校になった。登校ができずとも、学びを止めないことを大切に教諭とのコミュニケーションがとれるよう、積極的にICT化を進めた。

 休校当初は紙の課題などで対応。その間にも教諭らは研修などでのスキル向上に努め、5月中旬には8割がオンライン授業を導入。5月の段階では、事前に録音した映像を流す授業もあったが、6月以降は全ての授業で教諭と生徒がリアルタイムで時間を共有し、コミュニケーションが取れる生配信の授業を実現した。

 同学校では、入学時にiPad端末が一人一台支給されており、通常の授業でも、黒板ではなく、ホワイトボードとプロジェクターを使用するなど、ICT化の基盤は整っていた。

 課題だった教諭のICTスキル向上は、情報技術を得意とする教諭が相談窓口となり、苦手とする教諭をサポートするなど、協力し合いながら解決してきた。

 同校は「分厚い課題を渡すだけでは生徒もやる気にならない。いち早く生配信の授業ができるよう力を注いできた」と振り返る。

三者面談も

 6月末からは感染症対策を徹底しながら時差短縮授業を実施。対面授業でもICT化の流れは続き、これまでは紙で提出していた課題をiPadから送れるようにし、回収の手間を省いた。

 環境が整ったことで、対面で行っていた三者面談もオンライン上で実施。紙の提出で調整していた保護者、生徒とのスケジュールも、WEB上で予約できる仕様にし、効率化が進んでいる。

 同校は「必要不可欠な状況になり、ここまでICT化を進めることができた。効率化することで、より質の高い学びにつなげたい」と話す。

鶴見区版のローカルニュース最新6

横山剣さんら出演 年に一度の横浜感謝祭「ハマフェスY165」が5月25、26日に

注目のパラスイマー集結

国際プール

注目のパラスイマー集結

5月3日から3日間

5月2日

三ツ池公園で花植え体験

三ツ池公園で花植え体験

5月25日

5月2日

本の修理を受け付け

本の修理を受け付け

区民活動センターで

5月2日

横浜・大佛次郎記念館で仏画家 ポール・ルヌアール没後100年企画展

OTABISHO(おたびしょ)開業

みなとみらい

OTABISHO(おたびしょ)開業

能と狂言の紹介施設

5月2日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月14日0:00更新

  • 7月7日0:00更新

  • 4月7日0:00更新

鶴見区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

戦後の横浜 写真資料でたどるサイト

4月27日から都市発展記念館が公開

4月27日~5月31日

鶴見区版のイベント一覧へ

コラム一覧へ

鶴見区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook