開花したオカメ（上）と木の全体図（９月４日撮影）
県立三ツ池公園で通常３月頃に咲くはずの桜の品種「オカメ」が９月１日に開花した。
オカメは、同園に４本植えられており、開花したのは、テニスコート更衣室の近くの一本。１日に開花を確認したスタッフは「いま咲くはずがないので驚いた」という。
開花の理由について同園は「今年は梅雨が長く８月に気温が急激に上がった影響で木が蒸散を防ぐため葉を落とし、開花につながったのではないか」と推測している。
同園では、例年９〜10月にかけて咲く「冬桜」という品種も少し早めに開花し始めている。スタッフは「不思議な開花状況をぜひ見にきてもらえれば」と話す。
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