「鶴見区自治会町内会永年在職者表彰」の対象者がこのほど発表され、自治会長を務める22人が功績を称えられた=同面に表彰者一覧掲載。
表彰は、5年刻みで在職中の自治会・町内会長を横浜市や鶴見区が表彰するもの。
例年はキリンビール横浜工場で開かれていた感謝会は、新型コロナ感染防止のため中止となった。今年は、30年となる東部本宮町会の石川建治会長をはじめ、22人が表彰を受けた。
一人じゃできない
「みんなの協力があってこそ。一人じゃ何もできないから」。会長職をそう語るのは、在職25年で表彰を受けた寺谷自治会の増渕源会長(83)。
増渕会長が自治会にかかわるようになったのは50年ほど前。寺谷初の子ども会を立ち上げ、青少年指導員などとして活躍してきた。
会長の傍ら、2015年までパン職人として店舗経営もこなしてきた増渕会長。「周囲の助けがなければできなかった」と、仕事と会長の両立を通し、地域の支え合いを実感してきた。
コロナ禍、祭りや防災訓練など、ほとんどの行事が中止となり、「意見交換の場がない」と嘆く。これまで行事ごとのふれあいの中で聞いてきた住民の声がなく、コロナ後に不安は残る。それでも「町会はまちづくりの基本。またみんなで取り組めれば」と話した。
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