鶴見警察署は5月13日、振り込め詐欺や利殖勧誘事犯などを未然に防止したとして、区内の4社を表彰した。
表彰を受けたのは、三菱UFJ銀行鶴見支店、尻手駅前郵便局、ローソン鶴見豊岡通店、セブン─イレブン鶴見岸谷店。
投資やウイルス理由に
4月20日、三菱UFJ銀行に70代女性が115万円を振り込みたいと来店。対応した松田京子さんは、高齢かつ高額取引だったことから理由を尋ねた。女性は「仮想通貨の運用会社があり、115万円を投資すると3年間毎月7万のキャッシュバックがあるとラインで連絡が来た」と話した。松田さんは利殖勧誘事犯を疑い、上席に報告。詐欺を未然に防いだ。
ローソンでは4月26日、70代男性がグーグルプレイカード3万円分を購入しようとした。同店の伊藤英樹さんが不審に思い、理由を聞くと「パソコンでウイルスに感染したと警告が出た。画面にあった番号に電話するとウイルス削除に3万円が必要だからコンビニで購入するよう指示を受けた」と話したため、支払いを止めさせた。
郵便局には4月27日、60代女性が来局。介護保険センターから電話があり「今日までに手続きすると3万4千円戻る。ATMで携帯に電話したら手続きの操作を教える」などと電話があった旨を説明。同局の大越さんは、還付金詐欺を確信し、警察に通報した。
セブン─イレブンでも4月27日、60代男性が来店し、ビットキャッシュカードを購入しようとしていた。30代女性店員が理由を聞くと「3億円当選したとメールがあり、手数料千円分を買いに来た」などと話したことから支払いを止めさせ、架空請求詐欺を防いだ。
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