横浜市庁舎=中区本町6の50の10=の2階にある「TSUBAKI食堂」で8月16日から、鶴見区第2弾となる18区丼「和風出汁香るすーぷ いっぺーまーさん沖縄そば」が登場している。
18区丼は、同食堂の椿直樹シェフが、地産地消を目的に、横浜市内18区それぞれの農業の魅力を食で提案するもの。毎月各区にちなんだメニューが考案され、8月は鶴見区が対象に。15日までは、生麦名物の穴子と、駒岡・丸山農園のナスを使った「鶴見区野菜と穴子の一本揚げ定食」が振舞われていた。
麺は物産センター製
今回、沖縄タウンのある鶴見区の背景をいかし、沖縄そばをTSUBAKI食堂風にアレンジ。区内仲通のおきなわ物産センターの製麺工場で作られた麺を使用し、トッピングには横浜のブランド肉「はまポーク」を合わせた。
また、前半戦同様、区内で育てられた野菜を使った小鉢料理を提供。沖縄料理の一つ、「じゃがいもしりしり」のほか、「かぼちゃのバター醤油煮」「冬瓜と豚バラの味噌煮」を用意する。
いっぺーまーさんは沖縄の言葉で「すごくおいしい」の意味。価格は1500円。数量限定。提供は8月31日まで。問い合わせはTSUBAKI食堂【電話】045・211・4300。
穴子三昧の夜コラボ企画 横芳が協力
18区丼に関連し、TSUBAKI食堂で8月5日、生麦の鮮魚店・横芳商店とコラボレーションした「穴子ナイト」が開かれた。感染対策のため、ごく限られた人数での開催となったが、めったに口にできない刺身なども振舞われ、参加者は舌鼓をうっていた。
企画は、18区丼実施の際、各生産者などとイベントを開催したいと考えていた椿シェフの発案だ。コロナの影響でなかなか実現できないなか、今回の交流を通し、椿シェフが「魚愛に心打たれた」として同店・横山貴一さんに依頼。はじめて実施された。
当日は、横山さんが生きたままの穴子を持参。厨房で解体ショーを実演しながら、「今日一番美味しいのはこれ」などと目利きならではのトークも織り交ぜて場を盛り上げた。
さばかれた穴子は、椿シェフの手によって料理され、刺身のほか、天ぷら、赤ワイン煮、釜めしなどに変身。珍しいきも焼きも提供された。横山さんは「鮮度のいい穴子は食べる機会が少ないと思う。楽しんでもらえてよかった」と話した。
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