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【Web限定記事】 折れた乳母銀杏、境内に展示 常倫寺 ご神木を様々な形に

文化

公開:2021年9月23日

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お地蔵様の横に飾られた折れた乳母銀杏
お地蔵様の横に飾られた折れた乳母銀杏

 常倫寺(上原良廣住職)=駒岡=がこのほど、2018年の台風で折れたご神木・乳母銀杏を境内に展示した。

 乳母銀杏は、樹齢約400年の横浜市指定の名木。江戸時代、一子を得た久志本左京亮夫妻の妻の乳が出ず、この銀杏の木の下で途方にくれていたところ、乳房のように垂れ下がった枝から乳が流れ出て命をつないだという乳母銀杏伝説を持つ。

 しかし、18年に関東を襲った台風24号の影響で上部約10mを折られる被害にあった。「折れた部分を何か形に残したい」と、これまでおしゃぶり型のオブジェや、スプーン、胎内堂の釈迦如来像など、様々な形に活用してきた。残った折れた根っこの部分が今回、お地蔵様の横に立てられた。

 上原住職は「捨てるのは簡単だが、大切なご神木。無下にはできない。様々な形に残すことができてよかった」と話した。

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