県立鶴見高校=下末吉=の80周年を記念した式典が3月18日、同校で行われた。同窓会である「鶴陵会」、PTA、学校らが協力して80周年を祝った。
同校は、1941年、藤棚町=西区=にあった神奈川県立第一中学校の校舎を借りて開校。2年後、現在の下末吉にできた新校舎へ移転した。
「自主自立」、「文武両道」を校是とし、生徒は部活動や学校行事、学業に真摯な姿勢で取り組んでいる。
式典当日は、コロナ禍のため、リモートで各教室へ配信。学校の歴史や校歌が流され、生徒は気持ちを一つにした。記念事業として、校内の黒板20カ所が張り替えられたほか、無線LANの整備なども行われた。登壇した戸井田洋校長は「これまでの自分を大切に、新しい自分を創造してほしい」と生徒らへエール。生徒会長の笹原唯さんは「先人たちの”今”が積み重なり今がある。80年の時を思い起こし、これからの鶴見高校の発展を祈ります」と述べた。
充実の記念誌
すでに全校生徒に配布された80年誌は2千部発行。全126ページにわたり、年代別に分かれた歴史紹介、「新型コロナとの闘い」と題した昨今の学校の様子のほか、鶴陵会の歩み、部活動紹介など、充実した内容となった。
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