神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2019年9月27日 エリアトップへ

南房総に支援物資 久本在住 山本さんら結束

社会

公開:2019年9月27日

  • X
  • LINE
  • hatena
山本さん(左)=本人提供
山本さん(左)=本人提供

 9月9日の台風15号により大きな被害を受けた千葉県南房総市を支援しようと、一般社団法人減災ラボ(横浜市中区)の理事で久本在住の山本美賢さん(56)ら有志が連携。理事仲間同士で「トカイナカヴィレッジ」(多摩区)を拠点に活動する西山雅也さん(53)と協力し、現地にブルーシートなど物資を輸送した。

 今回の支援活動は、農産物を手がけるトカイナカヴィレッジと、漁業が盛んな南房総市千倉地区などで活動するNPO法人「南房総リパブリック」が、数年前から「山と海」の視点で連携を模索していたことがきっかけ。山本さんは、台風上陸の直後に家屋の屋根補修のためのブルーシートが不足していると同法人から連絡を受け、調達に乗り出した。

 「被災地へ土のう袋を送るプロジェクト」に携わり、建築業を営む西山さんは山本さんの相談を受け、ブルーシートを押さえる土のう袋約700枚をはじめ家屋復旧に必要な資材を収集。土のう袋は、昨年の西日本豪雨後に集めた約300枚も含まれ、これらには以前から被災地支援に取り組む市立南生田中学校(多摩区)の生徒が励ましのメッセージや挿絵を描き込んでいる。

 同法人ほか現地からの情報をもとに、山本さんは資材に加え食糧や生活用品を車に積み込んで12日朝に出発し、復旧に取り組む工務店の協力を得て物資を送り届けた。

 「住宅が密集していない地区は特に、情報が行き届いていない印象だった」と山本さん。西山さんは「初期段階では、すぐにほしい物資が被災者に行き届かないケースが多い。弱者向けに、必要な物資をいち早く届けることが大切」と強調する。

 今回の物資輸送にあたっては、減災ラボを窓口に寄付金を募集。今後も継続し、必要な支援に役立てたい考えだ。

高津区版のローカルニュース最新6

たくさんの協力に感謝の意

たくさんの協力に感謝の意

川崎西RCが献血活動

5月24日

台湾被災地へ義援金

台湾被災地へ義援金

川崎建設業協会

5月24日

県民ゴルフデー

名門程ヶ谷CC

県民ゴルフデー

7・8月対象日が特別料金

5月24日

「ソプラノリサイタル」開催迫る

「川崎の歌姫」桜井純恵さん

「ソプラノリサイタル」開催迫る

あさって5月26日、チケットは当日現地販売も

5月23日

禁止条例から2年

資源ごみの持ち去り

禁止条例から2年

川崎市「一定の効果」

5月23日

動画配信と市民招待

市制100周年記念式典 川崎市

動画配信と市民招待

5月23日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月24日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook