市政レポートNo.5 商店街活性化に合コン!? 民主党川崎市議会議員団 おしもと よしじ
震災後、商店街の売上は、厳しい状況が続く。県下でも有数な元住吉のブレーメン・オズ通り両商店街においても例外ではない。特に夕暮れ以降、節電で照明も薄暗く、人波は足早に帰路に着く。飲食業は勿論、その店舗に卸しをする酒屋や商店等、影響は甚大である。
そのなか、前橋市の中心商店街において「前橋再生プロジェクト」と銘打ったイベントが開催された。内容は、市内活性化・男女の出会いを演出する「前コン」と呼ばれる大規模合同コンパで、約1200人の参加者が集まった。「この時間に、こんな人がいたのは初めて」「意外とおしゃれな所があり驚いた」との声も聞かれ、街の魅力の再発見にも繋がった。
川崎に目を移すと、交通の便が良いことや、若い単身世帯の人口の増加、また、市内を通過し、横浜などから東京に向かい働くこの世代も多い。地の利や人口動態を活かすとともに、両商店街には、私も顧問・青年部として活動する新興組合もあることから、イベントを行えば、ブレーメン通り都市景観形成地区に指定される街の魅力発見、さらには経済効果、リピーター等の獲得を行えば、波及効果は絶大なだけでなく「地域コミュニティ構築の場」という理念も達成出来よう。
今週月曜、議場で、私は、稼働率の低いある施設の毎年1億5千万円の業務委託料について削減するよう迫った。削減した予算で、補助も出来よう。新しい発想力と行動力で、振興に寄与し、消費者利益に繋がるよう現場から取り組みたい。
民主党川崎市議会議員団・押本吉司
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