意見広告・議会報告
市政報告N0.6 客引き行為等の防止に関する条例の制定に向けて 川崎市議会議員 松井たかし
平成27年11月6日の市民委員会で、「客引き防止条例の制定に向けたパブリックコメントの実施について」が報告されました。近年、川崎駅東口周辺をはじめとする本市区域内において、風営法又は県条例等現行法令で規制の対象とならない居酒屋やカラオケ店等による客引き行為、客待ち行為、勧誘行為及び勧誘待ち行為(以下「客引き行為等」という)により、立ち塞がりや身辺へのつきまとい等が行われ、公共の場所における市民等の平穏な通行又は利用が妨げられ、安心で快適な地域社会の実現が阻害される状況となっています。
そこで、川崎市では、商店街等との連携により、川崎駅東口周辺で客引き行為等を行っている者に対し、市民等の迷惑となるような客引き行為等の自粛を求めましたが、改善には至らないことから、「(仮称)川崎市客引き行為等の防止に関する条例」の制定に向けた検討をしてきました。
安全・快適な地域に
この市条例については、「客引き行為等を防止することにより、市民等が安心して公共の場所を通行し、又は利用することができる生活環境の確保を図ることで、安心で快適な地域社会の実現を目指す」ことを目的に、市内全域の公共の場所を努力義務を課す規制区域とするとともに、客引き行為等について実態調査結果、特に多かった川崎駅東口周辺区域を、客引き行為等の適正化を図るための重点区域として指定することを検討しています。
なお、重点区域で行われる客引き行為等について、勧告、命令、過料、公表の対象となります。また、重点区域の指定に当たっては、指定しようとする区域の住民等の意見聴取を行い、告示により指定することになります。
再開発でこれからも様々な業種の出店が見込まれる武蔵小杉をはじめ、市内において、安全・安心な生活環境を確保するため、条例の制定に尽力します。
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2月7日
1月31日