原マネージメント(小杉陣屋町)が地域の歴史をテーマにした文化講演会「徳川家康と中原街道」を10月29日にTHE KAHALA小杉陣屋町のラウンジで開催した。
地域活性化やコミュニティーづくりに力を入れる同社が「小杉陣屋町や小杉御殿町の歴史を伝えていきたい」と企画。川崎地名研究会会長で地名研究家の菊地恒雄さんを講師に招いた講演会には、NHKの大河ドラマの影響もあって地域住民ら70人が参加した。
小杉陣屋町1丁目の朝日信男さん(79)は「歴史が好きで中原街道のことも勉強している。どんな内容が聞けるのか楽しみにして来た」と話した。講演では江戸と駿府を結ぶ道として重要な役割を果たした中原往還や、徳川家康と秀忠が鷹狩のために休泊した小杉御殿の役割などをエピソードを交えて紹介。
代表の原正人さんは「この街の歴史的な部分を後世に残していきたい。コロナ禍も終わり、地域に暮らす新旧住民のみなさんが交流する機会になれたらうれしい」と思いを込めた。講演会後は中庭を開放し、参加者同士で親睦を深めた。
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