中原図書館は住吉中の図書委員が選書した「社会を明るくする運動」の図書展示を11月19日(日)まで行っている。主催は「社会を明るくする運動」中原区推進委員会。
貧困や虐待など犯罪の背景にある「生きづらさ」をテーマにした本を紹介する。読書を通じて、中学生なりの考え方を知ってもらうことを目的に同会と住吉中生徒が中心になって企画。生徒らはテーマを意識しながら1人1作品を自由に選び、紹介文を書いたポップを作成した。新海誠の「天気の子」や逢坂冬馬の「同志少女よ、敵を撃て」など全22作品。図書館員が選んだ関連本も並べている。
区保護司会副会長の田中昌弘さんは「今回初めて中学生に選書してもらった。今の中学生がどんな本を読んでいるのかを、この機会にぜひ知ってほしい」と話した。
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