子どもたちが熱戦
市内ラグビーチーム対戦
1月17日
高齢者施設「バナナ園グループ生田ヒルズ」(多摩区)で2月16日、伝統芸能を認知症予防に役立てる取り組み「狂言教室」が開催された。
生田ヒルズでは、入居者の認知症の進行や身体機能の低下を防ぐため、運動療法や園芸療法などを取り入れている。「狂言教室」では和泉流宗家の狂言師を招き、2010年から継続して実施してきた。
2023年度の狂言教室はプロの女性狂言師である十世三宅藤九郎さんを講師に招き、狂言内の短い歌「小舞謡(こまいうた)」の習得を目指し、昨夏から月に一度のペースで開催してきた。今回は2回目となる対面教室で、狂言特有の発声方法やセリフの練習を、30分ほどかけて入居者とスタッフが体験。続いて藤九郎さんが狂言小舞を披露し、入居者を魅了した。藤九郎さんは「対面だと上達が手に取るようにわかり、私もうれしい。狂言は、人間がどんな境遇でも笑うことを選択してきた一つの証。楽しんで頂けて本望」と話していた。
ばなな園グループ(中原区新丸子町)では川崎市内を中心に幅広い介護事業を手掛けている。
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1月17日
1月10日