中原消防団の団長交替式・辞令交付式が3月29日、中原消防署で開催され、これまで副団長を務めていた鹿島連さん(62)が4月1日付けで新団長に就任した。
2021年4月に着任した三上能樹団長(71)が任期3年を務め、3月で退任。鹿島さんが20代目新団長として中原消防団193人(4月1日時点)をけん引していく。
団長交替式では、三上団長から、鹿島新団長に団旗が手渡された。三上団長は、3月28日に新丸子で発生した火災や、自身の歩みを振り返りながら、「これからも、いつ火災や震災が起きても対応できる中原消防団であってほしい。今後は新しい幹部で、いろいろなことを想定した訓練等が必要になるが、鹿島新団長を盛り上げて活動に取り組んでほしい」とあいさつし、鹿島新体制の消防団へエールを送った。
大役に臨む鹿島新団長は「改めて任の重みを感じている。三上団長の背中を追いかけ、そのバイタリティーある団長の立場をみて、それに見習えるように頑張っていきたい」と抱負を述べ、重ねて「この3年間は団発足100周年を迎え、等々力の再編成も控えている。団員が減少し、団員の確保という大きな課題も残っている。そうした課題を皆さんと一つひとつクリアしていきたい」と意気込みを語り、団員へ協力を呼び掛けた。
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