川崎市誕生100周年記念事業「川崎市初代市長 石井泰助のお話」と題したシンポジウムが4月13日、中原区小杉町のユニオンビルで開催された。主催は21世紀川崎教育フォーラム。
県立歴史博物館の望月一樹館長が「初代市長と市の発展」をテーマに講演。道路などのインフラ整備や工場誘致、そして水道整備といった大規模事業を行い、石井氏が町長時代に私財を投じて市の礎を築いた功績をまとめて解説した。その後、川崎市観光協会の斎藤文夫会長と、5月に公演を行う川崎郷土・市民劇「百年への贈り物〜川崎市誕生ものがたり」を書いた劇作家・小川信夫氏がパネリストとして登壇。斎藤会長が幼少期に見聞きした石井氏の逸話や人物像などを語り、小川氏は物語を書いたきっかけや、主人公としての魅力などについて思いを巡らせた。当日は、川崎市消防音楽隊によるバンド演奏や、日舞扇乃会「多摩川」花柳右学さんと花柳右寿光さんの日本舞踊のアトラクションも行われ、約80人の出席者らを楽しませた。
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