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8月25日(日)に鎌倉婦人子供会館でコンサートを開催するピアニスト 鈴木 隆太郎さん 扇ガ谷出身 28歳

掲載号:2019年8月2日号

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「聴く人の心震わす音楽を」

 ○…鎌倉出身で、現在はフランス・パリを拠点として国際的に活躍するピアニスト。今月25日には、鎌倉婦人子供会館でコンサートを開催する。「非日常的で特別な時間をたくさんの人に届けたい。クラシック音楽を堅苦しく思わず、気軽に立ち寄ってもらえれば」

 ○…扇ガ谷生まれ。クラシック好きの両親のもとで育ち、自身も好きなテレビ番組は「N響アワー」。3歳からピアノを習い始め、毎日コツコツ練習することが日課になった。努力は実を結び、小学5年で全日本学生音楽コンクール優勝。「同級生から祝福されて。ヒーローになった気分だった」。その後、中高一貫の栄光学園に入学。「周りは難関大学を目指す人ばかり。当時は将来の道を決めきれずに葛藤し、勉強とピアノの両立が大変だった」。高校3年でパリ国立高等音楽院への留学を決意。ピアノや語学を猛特訓した末、合格した。

 ○…留学して初めて出場したコンクールで、演奏中に頭が真っ白になり指が動かなくなるという挫折も経験。「ショックだった。けれど楽観的なのでずっと落ち込みはしなかった。しばらくその曲は弾かなかったですが」と笑う。以降、「練習中に楽譜が飛んでくるほど厳しく、また父親のように優しかった」という2人の恩師から、型にとらわれず純粋に音を楽しむことを学び、21歳の時、「音楽を表現できる喜びを感じられるようになった。これが私の職業だと確信した」という。

 ○…チーズに合うワインを飲むのが息抜き。「高価だからおいしいとは限らない。奥が深くて音楽鑑賞と似ている」と魅力を語る。今後の目標は「クラシック音楽は長い歴史の中で何度も演奏されてきた曲が多い。だからこそ自分の心の底から出る表現で聴く人の心を震わせたい」と目を輝かせた。

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