神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2019年10月11日 エリアトップへ

レシピ本大賞エッセイ賞を受賞した『料理が苦痛だ』の著者 本多 理恵子さん 雪ノ下在住 54歳

公開:2019年10月11日

  • X
  • LINE
  • hatena

料理の「苦痛」から救いたい

 ○…昨年11月に出版した『料理が苦痛だ』がこのほど、レシピ本大賞エッセイ賞を受賞した。「料理が嫌なら一旦やめてみよう」と投げかけ、「これなら作れる」レシピも紹介。「読者からは『救われた』『泣いた』とすごく長いメールや手紙がたくさん来ました。それだけ苦しんでいる人がいたということですよね」

 ○…群馬県出身。短大卒業後、就職先で出会った夫と結婚し、13年前に鎌倉へ転居。「実家が菓子店だったこともあり、息子に働く姿を見せたいという夢があった」と翌年「カフェリエッタ」を開店。集客のために始めたのが、生徒は「見るだけ」の料理教室だった。「実は私も料理は元々好きではなくて。家と教室で2回作るのは疲れるし、面倒と思う部分を省いたら好評だった」。10年で県内外から延べ1万2千人が訪れる人気教室に成長した。

 ○…一方で多忙を極め、体調が悪化。2年前、入院・手術を経験し、「前と同じ働き方じゃだめ」と教室の頻度を大幅に減らした。これまでを振り返る中で、多くの生徒が料理を「苦痛」に感じることを思い出し、それを救う考え方や経験を伝えようと自ら企画書を出版社に持ち込んだ。さらに大ヒットした1冊目に続き、8月末には続編となる『ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ』を出版。「料理をやめると提案したけど、実際にはやめられない人もいる。解決策を届ける責任もある」

 ○…15年に鎌倉の女性事業者の団体「かまフル」をママ友らと立ち上げた。個人事業主同士だが「励まし合い、知恵をもらい合う同僚のような感じ。1人じゃない」と充実した表情を見せる。1人息子が米国に進学した寂しさを埋めるのは、ファンクラブに入っている嵐の「松潤」の姿。「元気をもらえる。仕事で共演できないかな」と笑った。

NPO法人湘南鎌倉後見センターやすらぎ

市民ボランティア募集 10月30日、11月2日に講座開設

https://kohken-yasuragi.com/

<PR>

鎌倉版の人物風土記最新6

松久 武玄さん

第41回全日本ジュニア馬場馬術大会のジュニアライダー選手権で優勝した

松久 武玄さん

御成町在住 18歳

10月11日

石渡 順二さん

功労ボランティア団体表彰を受けた大船防犯指導員会会長を務める

石渡 順二さん

山崎在住 69歳

10月4日

長井 直子さん

9月28日に1000回目を迎える「親と子の土曜朗読会」を支える

長井 直子さん

関谷在住 53歳

9月27日

伊藤 達さん

「オクトーバーフェスト鎌倉」(10/5〜・市役所)の実行委員長を務める

伊藤 達さん

城廻在住 38歳

9月20日

稲葉 哲治さん

鎌倉市のフェアトレードタウン認定を目指す「鎌倉エシカルラボ」共同代表

稲葉 哲治さん

東京都在住 45歳

9月13日

奈良 珠季さん

ビューティージャパン2024日本大会に出場する

奈良 珠季さん

山崎在住 31歳

9月6日

北鎌倉女子学園中学校高等学校

鎌倉市山ノ内913 0467-22-6900

https://www.kitakama.ac.jp/

福祉クラブ生協の大試食会

11月2日 大船駅東口徒歩3分で「食のフェス」開催

https://www.fukushi-club.net/entry/form_gen.php?fcode=syoku_fes

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年10月12日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook