神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2023年10月20日 エリアトップへ

10月26日〜遊牧民族のコレクション展を開催する 黒田 幸代さん 浄明寺在住 57歳

公開:2023年10月20日

  • X
  • LINE
  • hatena

魅力を分かち合う

 ○…滑川にかかる橋を渡り、階段と急坂を登った先に佇む浄明寺のアートギャラリー「クアドリヴィウム・ オスティウム」。自宅の1階をギャラリーとして開放し、欧州のアンティーク家具や仏教美術、国内の民芸品など世界中から集めた古美術品を展示・販売する。静寂に包まれた隠れ家的建物は、県建築コンクールで優秀賞を受賞。10月26日〜11月7日には遊牧民族のコレクション展を開き、「古美術品の素晴らしさをみんなで分かち合いたい」。

 ○…千葉県出身。ミッション系スクールに通った母とクラシック音楽好きの父の影響で、西洋文化を身近に育った。自身も10代の頃から古美術品の収集に没頭し、「仕事が長期休暇の度に海外を訪れた」。夫の貴彦さんとは趣味がきっかけで14年前に結婚。夫婦でギャラリーを経営しながら、休日に古美術屋を巡るのが楽しみだ。

 ○…浄明寺に移住したのは4年前。もともと自宅として建物を作ったが、「コレクションを生かした暮らしを実現したい」と、改装を経て2021年にギャラリーをオープンさせた。居住と展示が一体となった空間は、古美術品の実用性を堪能できる。また、ギャラリーで夫婦とともに暮らすのは2匹のオス猫。「人懐っこいダンテさんと人見知りのモネちゃん。夫婦ともに猫好きですが、どちらも猫アレルギーです」と、毎日の掃除は欠かせない。

 ○…ギャラリーでは、アートに触れながら音楽や食について体験できる機会も定期的に企画。カナダワインに携わる知人を招いた試飲会は、参加者をSNSで募ると予約が即日埋まった。「静かな雰囲気で個性的な人が多いのが浄明寺の魅力。海や寺社仏閣などとは別の『鎌倉の魅力』を伝える場を創りたい」

鎌倉版の人物風土記最新6

杉内 重太さん

鎌倉湘南地区のコンソーシアムサポーターを務める

杉内 重太さん

西鎌倉在住 72歳

4月26日

斉藤 正朗さん

鎌倉商工会議所青年部の会長に就任した

斉藤 正朗さん

横浜市在住 44歳

4月26日

松原 駿吾さん

鎌倉青少年会館のリニューアル実行委員を務める

松原 駿吾さん

鎌倉学園高校 15歳

4月19日

尾林 功二さん

鎌倉市バスケットボール協会の会長に就任した

尾林 功二さん

山崎在住 53歳

4月12日

森 文男さん

鎌倉警察署長に就任した

森 文男さん

市内在住 59歳

4月5日

佐々木 卓栄さん

大船警察署長に就任した

佐々木 卓栄さん

市内在住 55歳

3月29日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月30日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook