鎌倉市では、今月1日から4日にかけて、市内の総合公園や街区公園など24カ所に、海抜が一目で分かる看板を設置した。
看板が設置されたのは、海抜10メートル以下に位置する公園。海抜は職員が水準点を測量した。
市公園海浜課では、「地震による津波が発生する恐れがある場合、より安全な高い場所へすぐに避難してもらうよう、注意喚起を促すことを目的にしている」と設置理由を話す。
同課によれば現在、鎌倉市内には鎌倉海浜公園や笛田公園、中央公園など7つの総合公園のほか、229カ所の街区公園と36の児童遊園がある。
現行の鎌倉市津波ハザードマップ(鎌倉市が2009年に配布)を参考としながら、設置公園を決めたが、今後、このハザードマップなどが見直しされた場合には、「随時修正を行う予定」とする。
設置された看板には、「ここは海抜○メートル」と大きく書かれており、地震が起きたら安全な高い場所へ避難するように呼びかけている。
また、周辺地図も掲載。7と10メートルそれぞれの等高線が記載されているほか、公園周囲のミニ防災拠点や広域避難場所などの情報が記されている。
鎌倉版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|