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足柄版 公開:2013年8月24日 エリアトップへ

南足柄市観光協会長に就任した 鈴木 陽一さん 南足柄市矢倉沢在住 56歳

公開:2013年8月24日

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交流人口増やし観光振興を

 ○…よいしょ君やキンタローマンなどのキャラクターを活用し、南足柄市の観光振興に取り組む、南足柄市観光協会長に7月に就任した。「自分一人の力ではできないことも同じ志を持つ仲間と一緒になって全力で取り組んでいきたい。外部の情報をしっかりとキャッチして南足柄市の観光のPRに繋げることが大切」と、自身が思い描く協会の方向性について語る。

 ○…同市矢倉沢地区で営むペンションは今年で30年周年の節目の年を迎える。「農地を活かして収入を得るためにはどうしたらよいか考え観光農園という考えにたどりついた」。それまで勤めていた会社を辞め実家に戻り、ペンション「まつが」を開業。ブルーベリーや季節の野菜の収穫体験ができる観光農園もスタートさせた。2007年には観光協会の理事に就任。南足柄市の観光が抱える課題を目の当たりにし、「従来のイベントなどの他に、交流人口が増えるような魅力を増やす取り組みが必要」と新たな視点での観光振興の必要性を提唱する。

 ○…「ペンションの経営をしていると毎日同じ場所にいるので世界が狭くなってしまいがち。地域の人達と交流できる良い機会になっています」と、ペンション経営や観光協会の活動などで忙しく動き回る合間を縫って月1回程度自治会のソフトボールチームの活動にも参加している。繁忙期を避けて年に1回は家族を連れて家族旅行に行くのもたのしみだという。

 ○…「10年、20年前と比べると都心部の人達の遊び方が変わってきていますね」。健康志向や農業体験へのニーズの増加に対応することが新たな観光の方向性だと考える。企業城下町として栄えた時代とは違うアプローチの必要性を踏まえ「様々な企業・団体と協力した農・工・商の連携が大切。スポーツイベントなども上手に活用しながら観光を南足柄市の大きな産業にしたい」。新会長の見据える未来に期待が集まる。
 

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