海老名市教育委員会は児童・生徒の熱中症対策として、市内の小中学校の全19校(13小学校・6中学校)に熱中症計を配備したと発表した。
6月2日に中新田小学校で体育の授業を終えた児童14人が熱中症の症状を訴え救急搬送された。全ての児童がその日のうちに帰宅したが、市教委は翌3日に臨時の校長会を開催し対応策を協議。「体育の授業や部活動では10分から15分を目安に一斉の給水時間を設ける」「気温が30度を超える中で激しい運動を行う場合は、必要に応じて中止や計画の変更を行う」――など5項目から成る熱中症の「対策確認事項」を設定した。
この確認事項に沿い市教委は屋内用と屋内外で使える2つのタイプの熱中症計を6月末までに全19校に配備した。
熱中症計は温度と湿度に加え、熱中症予防の指標となる「暑さ指数」を測定することができる。各校が体育館や校舎の最上階などにこの機器を設置し、「暑さ指数」を指標に環境省が示す運動指針に沿い熱中症予防にあたる。
市教委会は「今後も児童・生徒の安全対策に努めていきたい」と話している。
|
|
|
<PR>
海老名・座間・綾瀬版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>