リニューアルオープンから約1年が経過した海老名市立中央図書館で、昨年9月17日から10月9日にかけて実施された「利用者アンケート」の結果が、このほど公表された。満足度(大いに満足・満足の合計)は約8割となり、回答者の約半数近くが市外からの来館という集計になった。
図書館利用者アンケートは、期間中に市立中央図書館・海老名駅連絡所(えび〜にゃハウス)・かしわ台連絡所を訪れた人に対し、アンケート用紙の配布または端末を使い行われた。このアンケートは、「TSUTAYA」を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)と(株)図書館流通センターの指定管理者が実施している。
今回得られた回答数は682件。回答者は市内の人が53%、市外が45%、県外が2%となっており、市外の利用者が約半数を占める結果となっている。
約8割が「満足」
満足度に関しては、大いに満足・満足と答えた人が78・9%、どちらともいえないが13・2%、不満・大いに不満が6・3%で、約8割が満足と回答している。市民に限ると大いに満足・満足は73・2%となっている。
さらに、満足度を個別に見ると、大いに満足・満足の数値が高いものでは「年中無休である」が92・4%、「1日の開館時間」が87・5%、「館内の居心地」が78・7%、低い順では「視聴覚資料(CD・CDブック)の数や種類」が29・5%、「座席・閲覧席の数」が35・5%、「本棚からの資料の探しやすさ」が41・9%となった。
また、リニューアルによる生活の変化については全体で51・8%、市民に限ると53・5%が「あった」と回答。内訳としては「本を読む機会が増えた」「以前より勉強するようになった」「外出する機会が増えた」などの声が多くみられた。
なお、市教育委員会学び支援課によると、中央図書館の利用者数はリニューアル前が月平均3万4427人であったのに対し、リニューアル後は月平均5万8113人と約1・7倍になっているという。
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