東名高速道路上り線の海老名サービスエリア「EXPASA海老名」内の「箱根ベーカリー―セレクト―((株)フジランド)」で働く大塚佐和さん(33・河原口在住)が11月10日、NEXCO中日本が管轄する高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)に勤務するスタッフを対象に催した「接客コンテスト」でグランプリを獲得した。
今年で9回目となるこのコンテストは、競技会形式で接客技術を競うことで、従業員のスキルアップや顧客満足度の向上につなげようと毎年開催されているもの。東は東名高速の東京インターチェンジ、北は北陸自動車道、西は三重県の紀勢自動車道と1都11県にまたがるNEXCO中日本の管轄エリア内には156のSAとPAがあり、約1万人のスタッフが在勤する中、各店舗からの代表者によって頂点が競われた。
2度目の挑戦
3年ほど前から「箱根ベーカリー」に勤務する大塚さん。長年、接客業で働いてきたこともあり、ピカイチの接客対応から昨年も同コンテストに参加。しかしながら、東京支店エリアでの予選会で落選し、本選には出場できず、悔し涙を飲んだ。この悔しさをバネに今年5月から練習に励み、9月の予選会を通過。本選への切符を獲得した。
本選では各エリアからの代表者30人が出場。客の迎え入れから見送りまでをロールプレイング形式で実演し、好感度・コミュニケーン力・販売力などの総合評価が審査された。
大塚さんは徹底的に磨き上げたコミュニケーション力で会話を盛り上げ、利用客のニーズに応えるサービスを披露。「出場している方たちは皆素晴らしい接客をしてくる。それに負けない印象を残したかった」と話すように、利用客の心を掴んだ接客で審査員にアピールした結果、見事栄冠を手にした。表彰式のインタビューでは「昨年は自分のためのコンテストでしたが、今年は支えてくれた皆さんのために頑張りました。本当に嬉しいです」と喜びを語っていた。
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