県合唱コンクール 大谷中、金賞で関東へ 予選通過は2年ぶり
このほど県立音楽堂で開催された「第54回神奈川県合唱コンクール」中学校部門で、海老名市立大谷中学校(漆原肇校長)の合唱部が金賞を受賞し、今月24日に群馬県内で開催される関東大会への出場を決めた。
同コンクール中学校部門には、県合唱連盟に登録している県内中学校から13の合唱部が参加。同合唱部は無伴奏女声合唱曲集「なみだうた」から「なみだ」「なみだうた」「雨のあと」の3曲を発表し、関東大会への出場権のある金賞を受賞した。
現在部員は34人ですべて女生徒。同部はこれまでにも関東大会に出場し、最近では2年前にも出場を果たしている。
部長の山田麻希さん(3年)は、「昨年は県予選で終わってしまったので本当にうれしかったです。一昨年の3年生がとても実力があったので『あんな風になれたらいいな』とずっと憧れていました。抱き合って涙を流している部員もいました」と歓喜の瞬間を振り返った。
目標は全国
部の練習は日曜日を除いてほぼ毎日。大会を目前に控えた夏休みも例外ではなかった。「夏休みはたくさん練習できて、とても有意義でした」と山田部長。関東大会を目前に控え「1年生のときに関東で終わってしまったので絶対全国大会に出場したい。もう一度聴きたいと感じてもらえるような合唱を披露したい」と意気込んだ。
現在は毎日の練習に加え体育祭の練習や準備に追われ練習時間が不足しているが、中村紀子顧問は「県予選もそうでしたが、彼女たちは本番2、3日前に別人のように急に伸びます。関東大会も期待しています」。さらに「背伸びしない等身大の彼女たちを表現できる3曲。関東でも彼女たち”らしさ”が見せられればいいと思っていますので、応援宜しくお願いします」と話した。
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