少林寺拳法の創始者・宗道臣の生誕100年を記念し、全国から1400人近くの拳士が出場した「2011年少林寺拳法かながわオープン大会」で遊作麻唯子さん(22歳・中河内在住)が、一般女子三段以上の部組演武で最優秀賞を獲得し、日本一の称号を手にした。
強豪校として全国に名を知られる有馬高校に進学し、少林寺拳法とであった遊作さんは、3年時に全国3位の成績を修め日本体育大学に進学。4年時の昨年、学生チャンピオンを獲得し競技生活に終止符を打った。現在は母校・有馬高校で部活動インストラクターを務め、後輩の指導に力を注いでいる。
強い決意で復帰
競技とは一線を引いた生活を送っていたが、大学時代の先輩で一昨年の学生チャンピオン栗田佳織さんから懇願され、現役復帰を決意。年下だが学生時代からその実力を認める存在で、今年の学生チャンピオンが有力視されている松浦由佳選手が出場することもあり、強い決意で2カ月間、稽古に励んだ。
同等の力を備えていないと型の同調性を欠き、好成績に繋がらないとされる組演武では2人は最高のパートナーだった。
結果は松浦選手ペアを抑えての最優秀獲得。「教え子たちも見に来ていたので、絶対に負けるわけにはいかない大会だった。本当にほっとしています」と大会を振り返った。
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