海老名高1年米山沙希さん 全国の舞台で滑走 インターハイ、国体に出場
海老名高校(小泉いづみ校長)1年生の米山沙希さんが、現在、札幌市内で開催されている「全国高等学校総合体育大会」(インターハイ)スキー部門に神奈川県代表として出場している。2月18日には秋田県内で開催される「あきた鹿角国体2013」にも出場。全国の舞台で上位入賞を目指す。
米山さんは「ジャイアントスラローム」(大回転)と「スラローム」(回転)の2種目に出場する。
「ジャイアントスラローム」は、20度ほどの斜面に5m間隔で立てられた旗を交互に通過し、タイムを競う競技で、時速60Kmほどのスピードが出る。旗門通過時に外側へと振れる体を抑えながら、連続するカーブを規則正しく曲がる技術が求められる。
一方、「スラローム」は技術系の種目。旗門数が多く、細かいカーブを素早く曲がることが要求される。
指導員資格を持つ父親の影響を受け、3歳になるころにはゲレンデに立っていた米山さんが、競技スキーを始めたのは小学校4年の時。中学に入ると才能が一気に花を開いた。
しかし2年生の時に県予選を勝ち抜き、出場した初の全国舞台では悔し涙を飲んだ。回転競技に出場したものの転倒。142位に終わった。リベンジの舞台となった翌年の同大会では36位の成績を残している。
海老名高校進学後、初のシーズンとなった今年、1月上旬に長野県内で行われたインターハイ神奈川県予選では、ジャイアントスラロームで2位、スラロームでも3位に入り、本戦への出場権を獲得。立て続けに行われた国体予選でもジャイアントスラロームで2位に入り「秋田行き切符」を手中に収めた。
「悔いのないように一生懸命滑ります。そうすれば結果がついてくると思います」と意気込みを語った。
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