市内で記録的豪雨 観測史上最多 1時間に102ミリ
急速に発達した低気圧の影響を受け、4月6日から7日にかけて日本各地で風雨が強まり大荒れの天気となった。
横浜地方気象台によると、海老名市では1時間当たりの雨量が観測史上最多の102㎜となり、6日午後2時20分の降り始めから翌7日の午前1時40分の降り終わりまでに229・5㎜を記録した。
市危機管理課によると、この大雨の影響で市内では床上浸水が2件、床下浸水が6件、車両が道路で水没し車外に避難できなくなる事案が5件、冠水し通行止めになった道路が9カ所あったが、ケガなどによる救急隊の出動はなく避難勧告も出されなかった。
しかし降水量が増え始めると「道路が冠水した」「水が住居に侵入しそう」などの問合せが数十件、消防などに寄せられ、消防隊が土のう設置のため市内全域に出動したという。
ハザードマップに雨水追加
今回の風雨では河原口地域でも床下浸水が初めて発生。東柏ケ谷のさくら並木商店街では下水道の許容量を超えた雨水が道路に溢れだし、商店街の道路の一部が冠水した。今回の事例を受け市では現在改訂中のハザードマップに下水道の許容量を超えた際の被害を想定した項目の追加を検討していく予定だという。
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