海老名市内の避難所などを地図上に落とし込んだスマートフォン端末向け防災アプリケーションのダウンロード数が、3月末の配信開始から半年で2千件を超えた。
海老名市では紙製の防災マップを2年に一度、全戸に配布しているが、被災時に外出していた場合、活用できず「持ち歩ける防災マップ」として、このアプリの製作を進めた。
県内自治体に先駆け開発した防災アプリは人工衛星を利用し、自分が地球上のどこにいるのかを正確に割り出すGPSシステムを活用。災害時、瞬時に現在位置が画面の地図上に示され、最寄りの避難所が把握できるのが特徴だ。
3月末から配信を開始し9月18日時点でのダウンロード数は2025件。市危機管理課では「多いか少ないかの判断はできないが、スマートフォンをお持ちのより多くの方にダウンロードしていただけるように今後も周知していきたい」と話している。
市窓口サービス課によると9月1日現在、市内には2006人の外国人が住民登録。有事の際、日本語を理解できない外国人は「災害弱者」となるケースが考えられることから、今後は外国語バージョンの防災マップアプリ製作を検討課題として挙げている。
また東日本大震災時には海老名駅を中心に通勤・通学客が数多く滞留。さらに2年後には西口に大型商業施設の開業も予定されていることから、市危機管理課では「駅利用者や市外に暮らす市内企業の勤務者にもアプリの存在を周知していきたい」と話している。
アプリはアンドロイド版の場合は「Google play」、iphоneの場合は「Apple Stоre」サイトからダウンロードが可能。問合せは市危機管理課【電話】046・235・4790へ。
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