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救急搬送 「軽症」が5割超え 適正利用を呼び掛け

社会

公開:2015年1月30日

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 海老名市消防本部はこのほど、昨年1年間の災害概要(速報値)をまとめ、救急出場件数が過去最多となったと発表した。入院を必要としない「軽症者」が全搬送人員の54・6%を占めており、市消防は「大けがなどで緊急に救急車を必要とする人が利用できない場合が懸念される。救急車の適正利用を呼び掛けていきたい」としている。

 消防総務課によるとここ数年、救急出場件数は増加傾向にある。5年前に比べ昨年は1051件増加しており、稼働している4つの隊が全て出動しているケースもあるという。

 「軽症者搬送」と「高齢者搬送」。考えられる増加要因はこの2つ。搬送先の医療機関を受診後、その日のうちに帰宅できる「軽症患者」の搬送数は昨年3206人で全搬送者の約55%となっている。消防本部では「これまで以上に救急車の適正利用を呼び掛けていきたい」としている。

高齢者が前年比5%増

 高齢者については核家族化が進んでいることも起因している。以前は高齢者が体調を崩した場合、同居家族が医療機関に搬送していたが、高齢者のみの世帯の場合、救急車の出場要請をせざるを得ない。さらにここ数年は猛暑の影響で、熱中症症状で搬送される高齢者が大幅に増えていることも特徴的だという。

 昨年1年間の65歳以上の高齢者の搬送数は2878人で全搬送者の49%。全体の前年比増加率が0・2%だったが、高齢者の搬送数は前年に比べ5%増えていることからも、この世代の搬送増加が過去最多の搬送件数に大きく起因しているといえる。

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