栃木県内で3月15日(日)に開催されるアカペラの合唱コンテスト「関東ヴォーカルアンサンブルコンテスト」に海老名高校(今井信一校長)の合唱部が神奈川県合唱連盟の推薦を受け、県代表として出場する。大会を目前に部員たちは熱のこもった練習を行い、校内では歌声が響いている。
4年前までは休部状態だった海老名高校合唱部。当時、赴任してきた黒澤幸子教諭が生徒に「合唱やろうよ」と声を掛けると、多くの生徒が賛同。他の部活と掛け持ちする生徒も多い中、日本を代表する学生の合唱コンクール「NHK全国学校音楽コンクール」の県大会出場を目指し、部を再出発させた。
それからわずか4年で、県代表として「全国高等学校総合文化祭」への出場や、「NHK全国学校音楽コンクール」の県大会で銅賞を受賞するなど躍進を見せた。今大会への出場は、これらの功績が評価され推薦を受けた形になる。
海老名高校からは、女声合唱と混声合唱の2部門が出場する。部長を務める菊池真綸(まりん)さん(2年)は「関東大会も初めてですが、2つのグループで出場するのも初めて。推薦で出場できる大会なので、悔いの残らないようにしたい」と意気込む。黒澤教諭は「アカペラの大会は初めてですが、生徒たちは果敢に挑んでいます。関東の新しい風になれれば」と抱負を語った。
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