河原口在住の斎藤駿太さん(湘南工科大学附属高3年)=人物風土記=が、7月末から和歌山県内で行われたインターハイに出場し、陸上競技の5000m競歩で5位に入賞した。
これまでは長距離ランナーとして活躍してきた斎藤さん。高校入学後は怪我によってレースに出場できない日々が続き、昨年の夏にリハビリを兼ねて競歩コーチの指導を受けた。そこで素質を見出され、競技転向を決断。その後、本格的に競歩を始めると、1年間で記録を5分近くも縮め、インターハイの出場権を獲得した。
自身初出場となった全国規模の大会。強豪校の選手が集う中でも積極的にレースを展開し、危なげなく予選を通過。決勝では、185cmの長身を生かしたストライドを武器に、後方から追い上げを見せ、5着でゴールした。
「常にどちらかの足が地面に接していなければならない」などといった細かなルールがあり、違反すると失格になってしまうこの種目。通常はフォームを身につけるまで時間を要するが、齊藤さんは一度も失格になったことがないという。その特性もあり、驚異的な速さでタイムを伸ばしてきた。インターハイ終了後は、会場に駆け付けた両親や指導者と共に喜びを分かち合っていた。
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