海老名・座間・綾瀬版
公開：2015年11月6日
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先頭に食らいつく（写真後方が斎藤さん）
河原口在住の斎藤駿太さん（湘南工科大付属高３年、本紙９月４日号既報）がこのほど山形県内で行われた「全日本競歩高畠大会」に出場し、高校男子10Kmの部で優勝を果たした。
”日本３大競歩”とも称され、一般部門は五輪の代表選考にもなる同大会。斎藤さんは、序盤から先頭に食らいつき、残り２Kmで競っていた選手を一気に引き離すと、初出場ながら大会記録を大幅に塗り替える好タイムでゴールした。
長い間長距離ランナーとして競技していたが、怪我に悩み、昨年夏に競歩に種目を変えたばかりの斎藤さん。転向後は大幅に記録を伸ばし続け、今大会も「優勝できると思わなかった。タイムも大きく更新できて嬉しい」と笑顔を見せた。
次は、２月に行われる日本選手権で優勝し、20歳以下が対象の世界大会への出場を目指している。今後は「よりスピードに磨きをかけ目標の大会に挑みたい」と話していた。
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